2022マスターズの最終ラウンドがアメリカジョージア州オーガスタ・ナショナルゴルフクラブで行われ、スコッティ・シェフラー選手が通算10アンダー2位と３打差で優勝しました。おめでとうございます！！
絶好調のシェフラー選手・18番ホール歴史に残る名場面
今期3勝で世界ランキング1位で乗り込んだシェフラー選手だけに、優勝して当たり前のようにも思えますが、マスターズ優勝はそう簡単なものじゃないようです。
近年、世界ランキング1位で優勝したのは、タイガー・ウッズ選手とダスティン・ジョンソン選手くらいとテレビ中継で説明してました。
しかし、キャメロン・スミス選手の攻撃的なゴルフの前で淡々とプレーしているように思えていましたが、最終ホールで4パットし、ダブルボギーとしたのは驚きでした。
緊張からかそれとも優勝を確信してしてホッとし、集中が途切れたのかわかりませんが、世界のトップ選手があんなことになるなんてマスターズはそれだけ特別なものなんだと感じましたね。
おそらく18番での出来事は、マスターズの歴史に残る名場面として語り継がれるでしょうね。
4パットがご愛嬌と言えるくらいリードしていたかのですから、すごいことです。リードしてなければ悲劇ですから。
まだまだメジャーは始まったばかり。残り3つのメジャーでの活躍が楽しみですね。本当におめでとうございました！
ディフェンディングチャンピオンの松山選手は14位タイ
松山選手は、なかなか波に乗れず苦しいゴルフとなりましたが、14位タイと踏ん張りました。
ディフェンディングチャンピオンとして連覇を成し遂げてほしかったですが、怪我もあり思うような調整ができなかったようです。そのような中でも安定した力が発揮できるのですから流石です。
去年と違ってチャンピオンズディナーなどさまざまな大役があり、そういった面でも大変だったと思います。決しておしゃべりでない松山選手ですが、ディナーの時は英語のスピーチをメモも見ずにやり遂げ、レジェンド達から称賛されたそうです。
チャンピオンズディナーは非公開でしたが、少しでいいから覗いてみたかったです。
試合後のインタビューでは、大役をこなし、4日間戦った後の安堵の表情が見て取れました。
本人がコメントしてましたが、来年は怪我のないベストな状態でマスターズに挑んでほしいですね。
タイガー・ウッズ選手はマスターズに出場してくれるだけで嬉しい！
自動車事故で右脚を負傷してから初めての復帰戦であるマスターズでしたが、痛みに耐えながら4日間プレーしてくれました。
順位は通算13オーバーで47位となりましたが、痛みの残る右足を引きずりながら予選を突破し、完走してくれたことに感動しました。
タイガー・ウッズ選手もマスターズは特別であり、またプレーできたことを噛み締めていたようです。
マスターズって本当に特別なトーナメントだなとつくづく感じました。
来年は、怪我を完全に治して、優勝争いする姿を見たいものです。
マキロイはさすが。来年が楽しみです！
生涯グランドスラムを狙っていたローリー・マキロイ選手の追い上げはすごかったです！
大会ベストスコアタイの8アンダー64で2位となりました。以外にもマスターズでの最高順位のようです。
マキロイ選手といえば、2011年のマスターズで2位に4打差単独首位で臨んだ最終日に80の大叩きをした記憶が強く残ってますが、今日の追い上げを見て、優勝に手が届きそうな気がしてきました。技術的には問題ないでしょうから、気持ちの問題ですよね。
最後の最後で今回も優勝には届かないか？と思いながら見ていましたが、最終18番では、グリーン横のバンカーから見事なチップインを決め18番ホール全体がすごい歓声で包まれました。入り方もグリーンの奥から大きな弧を描きながらゆっくりためてカップに吸い込まれたため、より盛り上がりました。
さらには、コリン・モリカワ選手が同じバンカーから続けて放り込むなど、あそこで立て続けにこんなことが起こるんのか！？って感じです。マスターズ最終日の18番という舞台の大きさがトッププロの高い技術引き出すのでしょうかね。
ある意味優勝シーンより盛り上がり、鳥肌が立ちました。
今年もいろいろなシーンがありましたが、マスターズが終わってしまって残念です。
以前からマスターズは好きで見てきましたが、昨年の松山選手の優勝があってから、さらにマスターズの凄さ、特別感、親近感みたいなものが増したような気がします。
一度でいいからマスターズ、オーガスタ・ナショナルGCへ行ってみたい！と感じた4日間でした。ほんとマスターズは、ゴルファーの夢ですね。感動や夢を与えてくれるマスターズに感謝ですね！！
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